芭蕉記念館「其角と江戸俳壇」企画展は俳句好きにおすすめ

江東区芭蕉記念館で「其角と江戸俳壇」という企画展が開催されています。其角と聞いてピンと来る方は今では少ないと思いますが、芭蕉第一の門弟とまで称された江戸時代を代表する俳諧師です。「其角と江戸俳壇」で展示されている其角の自画像を見ていくと、最初は普通の自画像だったのが、だんだんと芭蕉のように聖人化されていく傾向を見ることができます。それだけ其角が高い評価を受けていた証拠と言えるでしょう。また、其角の代表的な句が現代語訳とともに紹介されていましたが、芭蕉が日本的な美しさを詠んでいるのに対し、其角は斬新な視点と大胆な発想の句が多い印象を受けました。この俳風の違いから、其角が芭蕉の弟子であることを疑問視されたこともあったようですが、その度に芭蕉が諫めたとされています。其角は師匠の芭蕉から絶大な信頼を置かれていたのです。今となっては忘れられてしまった其角の足跡を辿れる貴重な企画展です。俳句を嗜む方は絶対におすすめです。モビット審査電話